モータースポーツを観てみよう!初心者向けに難しいルールや用語を解説 (4/7ページ)
予選アタックを務めたドライバーがスタートを担当photo by Toyota Gazoo Racing
LMP2やLM-GTE Amのカテゴリーでは、予選でベストタイムを記録したドライバーがスタートドライバーを務めるということがレギュレーションによって定められています。LMP1やLM-GTE Proの場合は少し異なり、主催者が行う書類検査の際にスタートを行うドライバーの氏名を決められた書式の書類に記入することで宣言しなければなりません。変更が行えるのは予選終了後30分以内で、それ以降は認められないというのが特徴です。
ミニマム45分、マックス4時間半photo by Toyota Gazoo Racingタイトルだけでは「?」ですね。これは何かというと、ドライビングに関する規定です。WECは、もっとも短いレースでも6時間という長丁場で争われます。基本は3人のドライバーが交代で1台のマシンを走らせますが、LMP1やLM-GTE Proの場合は1名のドライバーはレース中に最短で45分以上は走らなければなりません。そして最長4時間30分以上の運転は禁止されています。なおLMP2やLM-GTE Amの場合は最小1時間15分、最長3時間30分と定められているのです。
室温を一定に保たなければならないphoto by Toyota Gazoo Racingこちらはクローズドボディがメインとなる、いかにもWECらしいレギュレーションといえるでしょう。LMPマシン、LM-GTEマシンともに換気や空調システムの装備が義務付けられています。ドライバー周辺の温度は、たとえば外気温が25度以下の場合は走行中は最高32度、外気温が32度を超える場合は外気温+7度以下でなければなりません。車両が停止してから8分以内にこれらの温度に下げる必要があります。
■ツーリングカー系最後にツーリングカー系の代表として、現在国内で最多の観客動員数を誇るSUPER GTを例に取って見てみましょう。