【ジャニーズの入り方】オーディション内容や応募方法の裏ワザ|平本淳也のジャニーズ社会学 (2/5ページ)
■ジャニーズに入る一番確実な方法とは?
やっぱり夏休みという特別かつ自由な時間が取りやすい期間はジャニーズの出入りもアクティブになり、チャンスも割と多く転がっている。僕の元には「どうしたらジャニーズに入れますか?」という質問が多く寄せられてきて、これまでに結構な合格率で送りこんでいると自負している。
前回、スタッフの募集は常時行っている旨を書いたが、同じようにジャニーズJr.も常時に受付状態だ。応募先はジャニーズのファンクラブ組織「ジャニーズファミリークラブ」であり、住所などは公開されているので応募に関しては説明も不要だろう。ただし、ジャニーズのオーディションは一般的なものではなく、皆が印象としているものとは大きく異なるのが実情だ。例えば時期や期間はまったく決まってない、また合格の通知もいつ来るかわからない。応募書類を送って1年以上経ってから返信されることも頻繁だ。ちなみに不合格なら永遠に届かない。
その合格通知にしても、封書もあればハガキも電話もある。ときにファックスといった伝達だったりもする。さらにオーディションの会場も決まっていない。テレビ局やコンサート会場のリハーサル室もあれば、乃木坂の事務所のときもある。実際のところ、オーディションには特にこれといった決まりがなく、関係スタッフもよくわかっていない。すべてを仕切っているのはジャニーさんだけで、すべてジャニーさんの都合で行われる。ファミリークラブには毎日多くの応募書類が届き、それがどんどん溜まっていく状態だ。
ファミリークラブのスタッフやジュニアたちも手伝って応募された履歴書を開封しチェックしたりもするし、選別も行う。応募が許されるのは男子のみだが、女子からの応募も少なくないのが困るところだ。「女の子だけどジャニーズに入りたいです!」と元気よく応募してくる子が多く、これにはジャニーさんも苦笑していた。