【ジャニーズの入り方】オーディション内容や応募方法の裏ワザ|平本淳也のジャニーズ社会学 (5/5ページ)
■ジャニーズ入りを直談判…ジャニーさんに会える場所とは?
ジャニーズに入るにはジャニーさんに会うしかない。いくら応募書類を送っても返事は来ない。だけど自分には自信があるし、どうしてもジャニーズに入りたい……そういう男子には直接、ジャニーさんに会いに行くという方法がある。たとえばジャニーズの人気グループやジュニアのコンサートやイベント会場でジャニーさんに声をかけて、そのままジャニーズ入りしたという例は少なくない。堂本光一や滝沢秀明のミュージカルや舞台、Kinki Kidsやジュニアのライブイベント、近藤真彦のコンサートなど、ジャニーさんが制作を務めているか、または好んで足を運ぶのがこのあたりだ。ジャニーさんは客が出入りするフロアをウロつき、ホール全体の様子をよく見ている。そこでみつけた少年に声をかけることもある。声をかけられた少年は楽屋や舞台裏を案内されたり、憧れのタレントに会えたりと、夢のような一日を過ごせられることもある。そしてそのままジュニアになれることもあるわけだ。
このとき大抵は親も一緒で、スタッフも同行する中でVIP扱いされて方々を案内してもらえる。親子世代で愛されるジャニーズの特徴とも言えるだろう。ジャニーズに入るにはどうすればいいか。総じて結論付けると「ジャニーズへのコンタクト=ジャニーさんに会う」ということになり、ジャニーさんに会えれば入れるかも、というのが実情だったりする。その道のりは険しく、時間もかかるし運も必要になる。本当なら写真の撮り方や履歴書の書き方など指導できる部分は多いが、これ、すべて書くと単行本一冊分になるのでどこかで出版しませんか?『ジャニーズの入り方』とか。
ネット上にもそれらしく記した胡散臭いニセ情報が溢れているが、応募の仕方までは分かっていても、オーディションに通過する方法やそれまでの段取りについては、公開されている範囲の引用でしかないので真に受けない方が賢明です。夏休み、チャンスがあったら是非、ジャニーズを目指してみよう。
著者プロフィール
ジャニーズ出身の作家
平本淳也(ひらもと・じゅんや)
ジャニーズ出身の作家で実業家。著書34冊のベストセラーを誇る売れっ子の物書きとして、テレビや雑誌など多くのメディアに記事やコメント提供。実業家としてはコンサルティング会社や芸能プロダクション、レコード会社などを運営し、タレントから起業家まで幅広い活動の支援を行っている。http://vjsv.com/