【ジャニーズの入り方】オーディション内容や応募方法の裏ワザ|平本淳也のジャニーズ社会学 (4/5ページ)

デイリーニュースオンライン

■実際のオーディションの様子は?

 では、実際に応募書類を出して、ジャニーズ側から連絡をもらい、実際にオーディションに向かうことになった。この”オーディション”というのが最大な難関なのだ。

 通常なら郵便などで案内が届き、一斉に集められた中からジャニーさんがチョイスしていく。それを”オーディション”と呼んでいるが、実際にはダンス、いやレッスンといったほうが正確だ。レッスンに参加するような雰囲気で皆で踊っているところをジャニーさんがチョイスする。初めて踊る子も多い中で、その選定基準が気になるが、それは踊りの上手い下手ではない。ジャニーさんが重視するのはその子が持っている雰囲気だ。楽しそうに踊ってるとか、ひたすら一生懸命さが伝わってくるとか、そんな天性のアイドルが持つ独特の雰囲気を見抜いていく。

 面接という形式で話す場面もある。これは雑談に近い。学校は楽しいとか友達はたくさんいるとか個々によって異なるが、家族の事はよく聞かれる。親兄弟の構成はもとより履歴書から取り出して興味を示すことは何でも聞いてくる。例えば親が公務員だとしたらその職業について細かく聞いてくる。同じく会社員にしても幅が広すぎるし、また自営業となると更に広くなるので履歴書に記しておいたほうが賢明だ。本人の学歴や趣味、特技と同じレベルで親兄弟の質まで割と問いてくるのは、本人ならではの面白味を探しているからだ。

 ジャニーさんが重視するのは特別感だ。その子が持っている情報が他の子とどのように違うのかということだ。例えば名前や出身地は趣味・特技より重要だ。もちろん珍しい名前、なんと読むかわからない地名や外国などには興味を示しやすい。資格もわりと効果が高い。運動系や文化系の両方で数字(段や順位)など記録を持っているとか、表彰経験があるとか強い武器になる。容姿もそうだが重要なのはそこではなく特別な何か?ということで、本人がそう感じていないことでもジャニーさんが興味を持つことは多くある。自分が持っている個々の情報をうまく他人に伝えられる人は芸能界向きだといえる。

 こうした例は概要的であり、ここでは一部分しか伝えられないが、年齢や時期などタイミング、つまり運が非常に大きく干渉する芸能界なので、何が良くてどこが悪いということでもない。とくにジャニーズの場合はジャニーさん次第なのが正直なところ。オーディションに応募するのはジャニーさんに会うためで、ジャニーさんに会いたいと思わせないと返事はもらえない。そして会えれば入れる確率がぐんと上がるというわけだ。だとしたら「直接会いに行けば良いじゃん!」となる。そこでジャニーさんと会うためのとっておきの裏ワザを公開しよう。

「【ジャニーズの入り方】オーディション内容や応募方法の裏ワザ|平本淳也のジャニーズ社会学」のページです。デイリーニュースオンラインは、平本淳也ジャニー喜多川ジャニーズ連載などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る