2017年7月度新車販売台数ランキングを読み解く (3/4ページ)

イキなクルマで

順位車名メーカー当月台数(台)前年比(%)1ノート日産12,431128.02プリウストヨタ12,05743.13アクアトヨタ12,00576.2 4フィットホンダ11,908124.15C-HRトヨタ8,069 6ヴォクシートヨタ7,873103.07インプレッサSUBARU7,645224.78フリードホンダ7,399465.29シエンタトヨタ7,04464.210ヴィッツトヨタ6,98881.5 ■N-BOX強し、最後までトップで新型にバトンタッチとなるのか[caption id="attachment_18663" align="aligncenter" width="600"] photo by 日産自動車株式会社[/caption]

軽自動車の方も見てみましょう。7月の総合の販売台数は149,032台で、前年比111.3%と好調な売り上げを記録しています。ランキングでは、フルモデルチェンジ直前にもかかわらず、ホンダのN-BOXが他車を振り切ってトップを死守しました。

7月のトップ10の顔ぶれはいつもと変わらず、順位が多少入れ替わる構図。2位に入った日産デイズが前年比161.4%と健闘。前月は同じ2位でもN-BOXに7千台近くの差をつけられ、独走を許したものの、7月は2千台にその差を縮めていることから、いよいよN-BOXを追い抜くための射程圏内に入りました。

デイズの場合は、シリーズとしてデイズルークスも含んだ台数なので、同じ条件とは言えませんが、日産としてはあとわずかで登録車トップのノートと並んで、2冠達成という快挙を惜しくも逃しました。しかし、8月末にモデルチェンジするN-BOXは、さすがに8月の台数は落ちるとみられており、日産としては2冠達成の最後のチャンスとして8月は全車をあげての猛セールスを展開するはずです。

その他では、早くもミラが順位を下げていますが、前年比で見れば大幅なアップ。ムーヴは、マイナーチェンジの影響もあって順位を落としていますが、8月にどこまで順位を上げてくるのか注目されます。そして、今後の軽自動車の話題はいよいよフルモデルチェンジされるN-BOXにつきるでしょう。

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