呼吸の異常を見逃さない“死戦期呼吸”の見分け方【医師解説】 (3/5ページ)
鼻や口の呼吸
鼻や口の前にティッシュをかざすと、通常の呼吸ではティッシュが吹き上がりますが、死戦期呼吸では動きません。
心臓マッサージ(胸骨圧迫)の重要性

原因が何にせよ、呼吸が十分できておらず、心臓が止まって血液を全身に送り届けられなくなると、その瞬間から脳細胞が死んでいき、数分で社会復帰が難しいレベルにまで脳機能が破壊されてしまいます。
そのため一秒でも早く、全身への血液循環を回復させなければなりません。
動かなくなった心臓の代わりに、胸の上から心臓を押すことで、血液を送り出そうとするのが心臓マッサージ(胸骨圧迫)です。
心臓マッサージ(胸骨圧迫)の方法
1分間に100~120回のリズムで、左右の乳首をつないだ線の真ん中あたりを5~6㎝沈むぐらいに押します。
押した後は胸が元の位置に戻るまで手を放すのが重要です。
呼吸や心拍がある状態であれば、心臓マッサージ(胸骨圧迫)に対して何らかの反応を示すはずなので、そこで中止すれば良いです。
人工呼吸よりも心臓マッサージが優先される場合
心臓マッサージに合わせて人工呼吸を行うこともあります。