レイアウトを工夫! 狭い部屋を広く見せるコツ (4/5ページ)

学生の窓口

このように鏡が大きいほどその効果も高いため、できるだけ大きな鏡を採用しましょう。

しかし、鏡に映るものが目の前の壁では意味がありません。奥行き感を感じさせるためには、鏡に映る景色も意識し、できるだけ対面の壁との間に距離があり、広がりが感じられる位置に配置するようにしましょう。

・照明効果を利用

鏡と同じように、照明の効果もインテリアを構成する上で大切な要素です。照明は光と影を生み出します。人の目はこの光がつくる陰影によって立体的なものを認識し、奥行きを感じることができるのです。天井に取り付けられたシーリングライトは、残念ながら部屋全体を明るくすることが目的なので、影ができにくくなっています。間接照明を配置すると、影ができるため、部屋に奥行きを感じさせる効果があります。

例えば、鏡の前におしゃれなスタンドライトなどを配置すると、鏡に映る空間にも照明の光が灯り、その奥にある空間が広がっているような印象を受けます。この場合は、天井のシーリングライトの光を落とすことで、より効果的に鏡の中に陰影を生み出すことができます。


狭い部屋を広く見せるテクニック

・多色使いは避ける

色の使い方にも注意しましょう。部屋はいろいろな色を使うとカラフルで楽しい雰囲気になりますが、賑やかで落ち着かなくなるのも事実です。そしてまとまりがなく、部屋が狭く感じてしまいます。部屋を広く見せるためには、多くても3色程度に抑えましょう。また暖色系の配色よりも、寒色系の配色のほうが広くすっきり見えます。配色を少なくしようと思っても、物には全てそれぞれに色が付いていますね。

例えばティッシュなどの日用品の箱や本・雑誌の色などです。このような物には商品を目立ちやすくするために、赤やオレンジ系の色が多く使われています。

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