太陽系最大の惑星、木星に関する7つの驚異的事実 (5/6ページ)

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また1周するのに53日かかる大きな楕円軌道をこれまで5回周回し、さまざまな科学的データを送信してきた。

 その予算は2018年度分まで確保されているが、その時点でNASAはそのまま運用するのか、それとも廃棄するのか決断を迫られることになる。

 ジュノーが任務を終えたとしても、2022年に欧州宇宙機関によるJUICEミッションが控えている。また、氷に覆われた海を持つ衛星エウロパを探査するため、NASAによって同時期にエウロパ・クリッパーも打ち上げられる予定だ。・7. 自分の目で観測することもできる


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 望遠鏡があれば、ちょっとした作業を行うだけで、自身の目で木星の詳細を観測することができる。かつて打ち上げられた探査機ガリレオのような姿を見ることはできないが、少なくとも天文学の父ガリレオが見たものと同じ程度にははっきり確認できる。

 縞模様だって見られるし、望遠鏡の性能次第では大赤斑も確認できる。双眼鏡ならイオ、エウロパ、カリスト、ガニメデを見れる。ガリレオが発見し、地動説を終わらせたものと同じ衛星だ。

 なお木星の次の衝(地球に最も近づき、明るく見える)は2018年5月9日だ。今からカレンダーにチェックを入れておこう。

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