シャ乱Qまことの妻・富永美樹が借金生活?”バンドマンとの結婚”に同情集まる
シャ乱Q・まこと(48)の妻で元フジテレビアナウンサー・富永美樹(46)が、8月28日放送の『結婚したら人生劇変!○○の妻たち』(TBS系)に出演。ふさぎ込んだミュージシャンの夫を支えるため、借金を抱えて田舎に家を購入し、静かに暮らしをしていることを語り、視聴者からは驚きと同情の声があがっている。
「富永がまことが出会ったのは、シャ乱Qの絶頂期。一方、富永も結婚した98年当時はレギュラー番組を5本かかえる、フジの看板アナの一人だった。人気バンドとはいえ、つんくではなくドラムのまことが相手というので家族や社内の友人からは反対ばかり。それでも富永は「夫を支える」ため退職したという経緯があります」(テレビ局関係者)
高給が保証される局アナから、不安定なミュージシャンの妻に。番組では、そこから富永の苦労が始まったことを伝えている。シャ乱Q休止後、まことの仕事は早速行き詰まる。担当するドラムは打ち込み中心になり年々需要が減少。潰しの効く作曲ができず、作詞だけなので仕事も限られていった。
「バラエティ出演はつんく♂がらみばかり。まことはふさぎ込んでいったようで富永との生活でも笑わず、話さなくなったといいます」(レコード会社関係者)
そこで富永がとった行動は、なんと田舎に家を買うことだったという。「キャンプの時のまことの笑顔をもう一度見たい」という理由で、「清水の舞台から飛び降りる覚悟」で、山梨に別荘を建てている。同夫妻が出演した14年9月29日放送の『有吉ゼミ』(日本テレビ系)によると、場所は河口湖近く、予算は4000万円で資金は借金だったとか。
「富永が突然の行動に出た裏には、欲しがっていた子供が出来なかったこともあるでしょう。子供にそそぐ愛情をすべて夫に捧げたとも聞いています」(前出・関係者)
放送を観た視聴者からは「まことは良い嫁と結婚した」と美談を讃える声があがり、「欲しがってた子供ができなかったことも大きい?」「フジテレビやめなきゃ良かったね」と富永に同情する声も多数あがっている。だが、その後、つんく♂の声が失われてしまうというニュースを聞いたまことは「泣きました、正直」「何万人に1人が何でうちのボーカルなんやねん」と他力本願な悔しさを漏らしている。これにはSNSでも「まこっちゃん、人に頼りすぎ」「まずキミが働こう!」「売れないバンドマンとの結婚、怖〜っ!」と批判が集中していた。虚栄と打算うずまく女子アナ界にあって、夫に尽くす富永の生き方は希有な例といえるだろう。
- 文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
- ※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。