プリンセス・プリンシパル 第8話「case20 Ripper Dipper」【感想コラム】 (3/5ページ)
そんな彼女はあるとき、自分と同じ顔を持つ少女に出会ったことで大きく人生を変えることになります。
シャーロットとその少女・アンジェは、隙をみては二人で遊ぶようになり、やがて互いに無くてはならない存在となっていきます。
アンジェ『ねぇ王女様!私達友達になろうよ!』
プリンセス『私はつまらない子よ…お友達になっても楽しくないと思うわ』
アンジェ『ううん!楽しい!』
プリンセス『どうして…?』
アンジェ『私達正反対だから!』
スラム街で育ちなにも持たない空っぽの少女と、あらゆることに満たされたプリンセス、容姿は似ていてもまるで正反対の二人。
プリンセスは自分が、他人になにかをやらされている人生を送っていて自分を持たずに過ごしてきたので、他人にとって自分はつまらない人間だと思っていました。
しかし、アンジェにとっては自分にはないあらゆるものを持っている”正反対”の人間だからこそ、プリンセスと過ごすことはとても楽しかったのです。
遊んで、いたずらして、二人で多くの時を過ごしてきたあるとき、プリンセスは少女に”入れ替わり”を持ちかけます。
王女としての窮屈な世界ではなく、外の世界を歩き回りたかっただけのほんの気まぐれのつまりでしたが、外の世界で見たのは貧困で喘ぐスラム街の実情でした。
外の世界でみた現実を受け止めたプリンセスは、改めて自分が女王となり、”壁”を壊し市民を、そしてアンジェを救おうと決意します。
しかし、入れ替わりをしたその日、運命の分岐点とも言える”革命”が起き、二人は入れ替わったまま離れ離れになってしまいます。
革命直後の王室で、もし自分が本物の王女ではないことがバレたらなにが起きるかわからない、そんな恐怖と戦いながら、必死に王女を演じるために礼儀作法からダンス、勉学、読み書きすら出来なかった少女は血のにじむ様な努力を続けた結果、そして今のプリンセスが出来上がったのです。