乳児の“ベッドガード”死亡事故 リスクと就寝環境の安全策について (5/6ページ)

Doctors Me




ベッドガードで事故が起きた際の対処法・応急処置 

赤ちゃんへの心臓マッサージ



1. 意識・呼吸などの確認

手足や首をひねらないようにしながら体を引き上げ、平らなところに寝かせ、意識・呼吸・心臓の動き(首の横の血管で脈を見たり、胸に手を当てて心臓の鼓動を確かめる)を評価します。



2. 心臓マッサージ

異常があればすぐ助けを呼び、救急車を呼びながら蘇生を開始します。



胸骨圧迫(心臓マッサージ)として、乳首の真ん中を1分間に100回程度のリズムで押します。深さは胸の厚みの1/3が沈み込む程度です。



■ 乳幼児の心臓マッサージのポイント


大人の蘇生の場合は両手で押しますが、乳幼児の場合は片手だけや、指2~3本(人差し指、中指、薬指)だけでも良いです。



人工呼吸はできれば理想的ですが、パニックになっている時は、胸骨圧迫だけでも良いので行ってください。



また、元気に泣いている場合でも、手足に腫れがあったり、動きが左右対称でない場合は受診しましょう。

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