乳児の“ベッドガード”死亡事故 リスクと就寝環境の安全策について (1/6ページ)
2017年8月、乳児がベッドガードとマットレスの間に挟まり死亡する事故があり、今月9月に日本小児科学会から注意喚起がありました。(参考)
同様の事故も国内外で報告されているということなので、改めてベッドガードの安全な使用方法や危険性を知っておく必要がありそうです。
乳児のベッドガードのリスク、乳児の就寝環境の注意点などを医師に詳しく教えていただきました。
ベッドガードとは
ベッドの側面に設置し、布団のずれ落ちや人の転落を防止するための柵です。
病院用・介護用ベッド
側面に穴が開いており、そこに金属パイプ製のベッドガードを差し込めるようになっています。
家庭用ベッド
L字状になっていて、ベッドの台とマットレスの間に底板を差し込み、マットレスの重みだけで固定する構造のものです。
子ども用の製品は、パイプではなくフレームにメッシュが張られたような構造になっている場合が多いです。