プリンセス・プリンシパル 第10話「case22 Comfort Comrade」【感想コラム】 (2/5ページ)
メガネを掛けていかにもな彼女とともに、海軍卿の居城の中にある機密文書を奪還するのが今回の任務……というのが””表の情報””。
ドロシー、ベアトともにまずは既に内部に潜り込んでいる彼女と合流するために目的の建物へ。
建物の中では、委員長ちゃんことエレノアがスパイとして潜入し、身分を隠しながら仕事中。作戦決行はクリスマスの夜ということもあり、会話は自然とクリスマスの話題へ。
彼女は『私がなりたくてなれなかった私』と語る古い友人を思い出し、クリスマスは少し憂鬱な様子。常にトップ、常に自分は2位、そんな”なれなかった私”をアンジェに重ねているのでしょうか?
その後、屋敷内で合流した4人は思い出話もそこそこに、手際よくミッションをこなしていきます。
エレノアはその噂通りの実力通り、アンジェと息をあわせ、時にはベアトのボイスチェンジャーを使いながら問題なくミッションを遂行していきます。
その夜は、久しぶりに集まった同期同士ようやく羽をのばして思い出話に花が咲きます。
委員長というのは実際のものではなく生真面目な性格のあだ名であること。常にトップは黒蜥蜴星人もといアンジェで、エレノアはアンジェを意識しているようなところ。そんなたわいもない昔話、一見懐かしい同期が揃った楽しい宴会風景ですが、ドロシーとアンジェはLから別の任務を受けていました。
それは、エレノアが二重スパイの疑いがあることへの調査だったのです。あらら…なんだかきな臭い雰囲気になってきました…。
■本当の憧れ
画像引用元:© Princess Principal Project
アンジェとベアトが委員長の下宿先にて二重スパイのヒントがないか探っている最中に、ドロシーが時間を稼ぎをしていきます。