プリンセス・プリンシパル 第10話「case22 Comfort Comrade」【感想コラム】 (4/5ページ)
アンジェを出し抜き、この電車までたどり着いたことを素直に褒めるドロシーにとってライバル同士で成績は常にトップ2人はなによりも自慢の友達。
エレノアはそんなドロシーに憧れを抱いていたのです。
常にトップで完璧なライバルであるアンジェではなく、生真面目で型通りにしか生きることのできない自分にはない自由な生き方のできるドロシーは、エレノアにとって非常に眩しく見えました。
しかし、それももう遠い思い出、どこで間違えたのか。2人はこうも違った道を歩んでしまったのです。
『よせ委員長…友達を撃ちたくない…』
二重スパイということがわかった以上、ドロシーも見逃すことはできません。しかし、かつての仲間をこの手で始末することはしたくない…。
『ならクリスマスプレゼントをあげる』
『あなたが友達を撃たなくて済むチケット』
自らのこめかみに当てた銃の引き金を引くエレノア。飛び散る血しぶき。悲壮の表情のドロシー。
『…ありがとな。アンジェ』
『先走ったのは私が委員長を撃たなくて済むようにって考えたんだろ』
『…任務の成功率を上げようと思っただけよ。それだけ』
『まったく…どいつもこいつも嘘つきばっかりだ』
雪の降るホワイトクリスマスの任務はこうして静かに幕を閉じるのでした。
そして、二人にはすぐさま別の任務が与えられます。
それは”プリンセスの殺害”というとびきりのミッションでした。
■重い…けど、これがこのアニメ!という回
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画像引用元:© Princess Principal Project
やーもー。そうでした、このアニメって平気でキャラをバンバンと殺っちゃうアニメでしたね。