NISAとは? 1月から始まる「つみたてNISA」も解説! 知らなきゃ損する仕組みとメリット (2/3ページ)

フレッシャーズ

5年たったらその口座で保有していた証券などの金融商品は、

1.課税される一般口座に移管する
2.新しい非課税枠に移す(ロールオーバーと呼びます:上限120万円)
3.売却する

の3つの中からどれかを選択しなければなりません。どれを選択しても非課税期限内での損益はここで確定されます。NISAは非課税投資枠ではありますが、そのメリットには5年の期限があり、基本は期限ごとに損益を確定されるものなのです。

■未成年者用の「ジュニアNISA」も!

2016年(平成28年)1月から、日本に住む0-19歳(口座を開設する年の1月1日現在)の未成年者が利用できる「ジュニアNISA」の制度がスタートしました。

上記の成人用のNISAと違う点は、新規投資額が毎年80万円が上限であること、遅れて開始されたため投資可能期間が2016-2023年(平成28-35年)であることです。非課税期間が5年間であることは同じです。

ここが重要なのですが、ジュニアNISAではその未成年者が18歳になるまで原則払い出しができません。運用管理者は「口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)」となっています※ので、その子が大人になったときのための積み立てとしての利用が想定されているのです。

※金融機関によって異なる場合がありますので、口座を開く場合は金融機関に要確認です。

■2018年1月から「積立型NISA」が開始!

来年1月からは新たに積立型のNISA「つみたてNISA」の制度が始まります。その特徴を挙げてみましょう。

●つみたてNISA

・投資可能期間は2018-2037年(平成30-49年)
・年間40万円まで非課税
・20年間で最大800万円まで非課税
・積み立てた分はいつでも解約可能

現行のNISAと比較すると、(非課税となる)1年間に投資できる金額は40万円と少なくなりましたが、非課税で運用できる期間が20年と長くなりました。

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