散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』【総括コラム】 (2/5ページ)
嘘をつく生き物だ」
■キャラクターから紐解いてみる
もうね、あらすじから格好良さみたいなのが滲み出てますよね。
この作品、一見可愛らしいキャラクターがいっぱい出てきて、百合百合しいこともしますけど凄くクールでカッコイイ作品なんです。
まずこの物語を読み解くうえで欠かせないのが、そんな魅力的なキャラクターたち。
物語の中心人物、というかこの二人の物語と言っても過言ではない”アンジェ”と”シャーロット”。
冒頭から黒蜥蜴星の出身と語ったり、とにかく突拍子もない嘘を重ねて最初のうちはミステリアスなキャラクターだったアンジェ、そしてプリンセスという立場ながらこちらもなにか意味深で秘密を抱えたミステリアスなキャラクターだったシャーロット。
アンジェは、プリンセスのために非情で冷酷な掴みどころのないスパイ、シャーロットはプリンセスとして凛々しく振る舞うまさにお嬢様…なのですが、その正体は…。
お互いが正反対の存在で、だけどとてもよく似た存在の2人。
アンジェはプリンセスのため、プリンセスはアンジェのため(ひいてはアンジェと同じ境遇で苦しむ国民ため)というのが行動原理なので、まさに相思相愛。特に最終話なんか、あああああー。
スパイとして、なによりも一人の人間として行動した”ドロシー”。
20歳で最年長、チームの中でもお姉さん的な存在のドロシーで、もっぱらミッション中は運転やらセクシーなハニートラップを武器に活躍。ちせには「20歳で高校生とか、うわきつ……」と思われていたのが少し可哀想でしたねw
ダメダメで堕落した父親に暴力をふるわれながらも父親を信じていたり、敵となった同期の友人を救おうと奮闘したり、スパイとして私情には流されず非情なアンジェとは反対に、とても情には厚い人物です。