散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』【総括コラム】 (3/5ページ)
スパイとは程遠いけど、ここぞという時にはきっちり活躍する愛されキャラの”ベアトリス”。
マッドサイエンティストな父親に、自らの喉を改造されるという壮絶な過去をもち、それが原因で学校内では虐められていたところをシャーロットに助けられます。以来、シャーロットの侍女として彼女の側にいることを決めたベアト。
とにかく小動物のような可愛さで、いつも表情豊かなベアトちゃんは、プリプリの癒し枠。今週のベアトちゃんも可愛かったな……と満足していた視聴者も多いはず。
遠い異国の地から単身、父を追ってきた”ちせ”。
戦闘面に秀でたジャパニーズNINJAのちせさん、実は堀川公の命で、日本に有利な情報を得るように動いている二重スパイ。
部屋に畳や糠漬けを持ち込んだり筆で授業を受けたりと、慣れない外国でもマイペースに生活したり、時々子どもっぽいところを見せたりもします。
かつての憧れてた父親が、ただの殺し屋に成り下がってしまい自らの手で討つというこちらも悲しい過去をもっています。
メインどころの”チーム白鳩”の5人のキャラクターたちは、それぞれに得意な分野や魅力が違っている。
かつ、しっかりとしたバックボーンが存在していて、誰のためになんのためにスパイになった理由といった過去がちゃんとスポットをあてて描かれているので、観ている側もキャラクターへの関心や感情移入もしやすいのかなという印象があります。
とにかくスパイとしてキリッとする場面と普段の”ただの女の子”としての場面のギャップがあるとこがいいんですよね、みんな(ベアトは別か?)。
ただ、やはり1クールだともっと掘り下げて欲しいなーという思いもあるので、もし続編があるならもっと過去を掘りさげて各キャラにスポットを当ててほしいとも思います。特にドロシーと委員長の過去話とか!!
■演出から紐解いてみる
画像引用元:© Princess Principal Project
『プリンセスプリンシパル』は、第1話が「case 13」第2話が「case 1」と、ストーリーが所謂、時系列シャッフルで組みたてられた構成をしています。