散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』【総括コラム】 (1/5ページ)

あにぶ

散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』【総括コラム】© Princess Principal Project
散らばめられた「嘘」を見極めろ 女子高生×スパイアクション『 プリンセス・プリンシパル 』【総括コラム】© Princess Principal Project

「嘘つきはスパイの始まり」というクールなキャッチコピーで、19世紀末の架空のロンドンを舞台に女子高生スパイたちが、様々なスパイアクションを繰り広げれるオリジナルアニメ『プリンセスプリンシパル』。

監督に『 東京マグニチュード8.0』などの橘正紀さん、メインの脚本に『コードギアス』などの大河内一楼さん、キャラクター原案には『キノの旅』などの黒星紅白さん、そして作中音楽を手がけるのは、多数の作品を手がけてきた梶浦由記さんを音楽を担当するという豪華な布陣で制作されたオリジナルアニメという、まさに意欲作!

1話1話考察したり、ストーリーに一喜一憂したり、時には騙されたりと、彼女たちの動向に目が離せなかった視聴者は多かったのではないでしょうか。

一見、可愛らしいキャラクターたちが作り出すダークな雰囲気。シリアスな展開と時系列シャッフルのストーリー。じわじわと明かされていくキャラクターたちの謎。画面狭しと駆け回る無重力アクション。19世紀ロンドンという舞台とスチームパンクな世界観。この作品はこれらの要素がごちゃまぜに絡み合いながら一つの物語として完成していきます。

そんな『プリンセスプリンシパル』という作品を総括して、色んな角度から紐解いてみたいと思います。

Contents

1 プリンセス・プリンシパル のあらすじ2 キャラクターから紐解いてみる3 演出から紐解いてみる4 総括的に考えてみる

■プリンセス・プリンシパル のあらすじ

東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、少女たちのスパイアクション!

舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。

彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。

少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。

「私たちは何?」
「スパイ。

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