小泉進次郎「小池を踏み台」で党内実権を掌握する! (2/2ページ)

アサ芸プラス

客寄せパンダと嘲笑する向きもあるが、街頭演説での抜群の集客力は他の自民議員とは桁違い。特に応援演説では『森友、加計』問題で火だるまになる可能性のある安倍総理より候補者からの信頼が厚く、党選対本部も『神様、進次郎様』とあがめている。今回の選挙戦では最大全国70カ所を遊説することが見込まれています」(前出・政治部デスク)

 選挙でみごとに小池新党を返り討ちにすればいよいよ進次郎氏が打って出る!?

「元総理の次男という圧倒的な看板を持つ進次郎氏も、党内では派閥に属さない一匹狼でしかない。この点は本人も自覚しており、父・純一郎氏のように圧倒的な国民人気を背景に自民党内でのし上がる戦術が功を奏しつつある。現在のシミュレーションでは自民の大敗結果もはじかれており、三役の退陣ともなれば、進次郎氏が一挙に党三役、中でも党内の最高意思決定機関の長、竹下亘氏が現在務める総務会長に推される可能性が高いと目されています」(前出・政治部デスク)

 政治評論家の小林吉弥氏が、混迷する政局を喝破する。

「希望の党は、一時は自民党に拮抗する議席を確保できる見込みだったが、リベラル左派を排除したことでその好機を逸したと見ます。進次郎氏は選挙の前哨戦では小池氏を批判したが、父の推す“原発ゼロ”を支持する小池氏を徹底的に潰すことはしないでしょう。いずれにしても『出番』はまだ先になる」

 一寸先は闇、の政界で、小池氏を「踏み台」にしながら実権掌握にかかる進次郎氏の次の一手に注目が集まるばかりだ。

「小泉進次郎「小池を踏み台」で党内実権を掌握する!」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 10/19号希望の党小池百合子小泉進次郎自民党社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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