ここからは、実際に体力が理由でセックスどころじゃない事例をご紹介します。

・仕事で体力を使い果たしてしまう

1日フルで働き、帰宅すれば家事育児。週末も回復するのに手一杯ともなれば、愛だのセックスだのに割く余裕は生まれません。
ところが不思議なもので、激務企業にお勤めの男性は一転してセックスへがっつくことがあります。私の聞いた事例でも「会社のパーティで男女がトイレへ消えた」「ある小会議室が“そういう目的”に使われすぎて社内でラブホと呼ばれてた」など、にわかには信じがたいエピソードが続々登場。

しかも報告をくださったのは、いずれも睡眠時間3時間を切る、超激務部署のメンバーたち。正直、そんな状態でセックスするくらいなら寝たほうが体にいいのでは……？

わざわざそんな状態でセックスに至る理由を当事者へ聞いてみたところ
「死にそうだから最後に子孫を残さなきゃって思うんじゃないかな……。」（外資系コンサルタント/25歳）
と、痛々しいお言葉が。激務の彼がセックスをねだってきたら、SOSのサインです。休ませてあげてください……。

・年をとって性欲が減退した

年齢とともに、男性の性欲は減退する。こればかりはどうしようもない事実です。大東製薬のデータによると、男性の性欲に繋がるホルモン、テストステロンのピークは20歳。社会人になるかならないかの時期には、もう下り坂なのです。だから性欲が減退するのは誰のせいでもありません。強いていうなら、体のせいです。

・セックスのパターンがマンネリ化した

「男性は同じ相手とセックスすると飽きる生き物」とまるで常識のように語られがちではありますが、女性だって飽きています。