ホンダの最上級セダン、レジェンドの魅力について改めて迫ってみよう! (2/4ページ)
■より洗練された2代目レジェンド
[caption id="attachment_20658" align="aligncenter" width="800"] photo by 本田技研工業株式会社[/caption]
初代発売から5年後となる1990年、レジェンドはフルモデルチェンジを果たし、2代目へと進化を遂げます。2代目レジェンドは、デザイン自体は初代の流れを受け継ぎつつ、走行性能や安全性、高級性にさらに磨きをかけました。当時ホンダが発売していたスーパースポーツカーであるNSXの開発によって得た技術や安全評価テストなども活用。様々に趣向をこらした衝突実験を行ってボディ設計を行ったり、日本車として初めて助手席側にエアバックを搭載したりと、安全へ配慮するだけでなく、カーナビやデュアルエアコン、クルーズコントロールなど、当時の最先端の技術が詰め込まれました。
■先代を踏襲しつつ簡素にまとまった3代目レジェンド [caption id="attachment_20659" align="aligncenter" width="800"] photo by 本田技研工業株式会社[/caption]1996年、レジェンドは3代目に生まれ変わります。この3代目レジェンドは基本的に2代目を踏襲したデザインですが、2代目にあった2ドアモデルが廃止。4ドアセダンに一本化されました。これは当時バブル崩壊後でコストダウンを図ったことも影響しており、インテリアも先代に比べると簡素で落ち着いたものになっています。しかしながら、レジェンド本来の持ち味である基本性能や安全性能の高さは変わらず、着実に進化を遂げた1台です。
2代目レジェンドと3代目レジェンドに特徴的なのが、エンジンを縦置きし、FFフロントミッドシップという非常に珍しい駆動系のレイアウトを行った点です。横置きに比べてエンジンの振動を抑えられ、回頭性能が向上するという利点はあるものの、車内空間の圧迫や上り坂でのトラクション不足などの欠点も多く、FFミッドシップは3代目までの採用となりました。ただ、そのレイアウトの珍しさも相まって、常識にとらわれない新技術へ挑戦するホンダの情熱や浪漫が感じられます。