18日公開の映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」吹替版主題歌を担当する吉田兄弟インタビュー! (2/5ページ)

Japaaan

(左)良一郎さん、(右)健一さん

ーースペインの劇場でご覧になられたという、本作の感想を教えてください。
健一さん「まずは映像の美しさを感じました。制作側が美しいと思った日本の情景を、そのまま映像として描いていただいているんだなと思いましたし、すごく感動しました。三味線って質感がすごく大事なので、ストップモーションという手法は三味線を描くにはぴったりだったんだなとも思いましたね。」

良一郎さん「三味線奏者としては、三味線を持った主人公が出てきてくれた事に「ありがとう!」という気持ちになったのが正直な所です。嬉しかったですね。ストップモーションという方法でかなり細かい質感を表現されてり、研究され尽くした“日本“が描かれていて感動しました。津軽三味線って、「一の弦が父の音色・真ん中の弦が母の音色」と言われることもあって、物語と三味線がきちんとリンクしている部分にも驚きました。」

ーー本作では海外作品であるにもかかわらず、日本文化が大きなテーマとなっています。実際に、三味線を使って海外に日本文化を発信しているお二人からみて、いかがでしたか?

健一さん「半分残念(笑)。日本人である僕たちが、かっこいいと思う日本を外に出すのが正しいやり方だと思うんです。先にやられたという気がしちゃいましたね。ただ、今回、楽曲提供という形で、こうやって自分たちが携わることができて本当によかったと思いますし、制作スタッフの方々にも納得していただける形で曲をアレンジすることができて嬉しく感じました。」

良一郎さん「海外からみた日本の魅力をぐっと入れ込んでくれていますよね。外から観る日本の魅力ってこういう所なんだな、と改めて感じました。映画を通して、観客の皆さんにも改めて日本の魅力を感じて欲しいです。

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