18日公開の映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」吹替版主題歌を担当する吉田兄弟インタビュー! (5/5ページ)

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ーー作中の三味線は音楽を表現する以外にもさまざまなパワーを秘めていますが、三味線に”音楽を届ける”ということ以外の能力を与えられるとしたらどんなものを与えたいですか?
健一さん「映画を観ていて、クボの操った折り紙が集まって羽になるシーンがすごく羨ましかったんです!(笑)。」
良一郎さん「やっぱり、飛べたらいいよね(笑)。」

ーー本作品を観た人の中には三味線に演奏することに興味をもった人も出てくるかもしれませんが…

良一郎さん「僕らにとってはそれが一番うれしいですね。」
健一さん「三味線に限らず、日本文化を再認識してもらえるだけでもうれしいかな。」

ーー本作は日本文化の要素を多く取り入れた海外作品になりますが、似たように、これまで行ってきた作品づくりやパフォーマンスの中で、海外の音楽文化(音楽ジャンル、楽器)を取り入れた印象的なものがあれば教えてください。または今後やってみたい海外文化とのコラボなどはありますか?ーー

健一さん「まさに今、スペインの大学で三味線を教えています。今後もスペインでの活動が色々と続いていて、実は作曲を進めていたり…。」

良一郎さん「僕はソロ活動の一貫で初めてインドに行くんですが、三味線がシルクロードを渡って日本にやってきた原点のようなものを探ることができるのでは、と思って楽しみにしているんです。今は、ここから三味線が始まったのか!という原点にすごく興味を持っています。」

クール・ジャパンを体現され、日本国内のみならずワールドワイドに活躍されているお二人による主題歌が本作の魅力をブーストアップ。映像世界に加えて、より深く日本を感じさせてくれることでしょう。力強く美しい津軽三味線の音色が響くエンディングまで目が離せない『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は、2017年11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー。

映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』公式サイト

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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