日産の無資格検査問題はなぜ起きた?問題のあらましと経過を解説 (2/3ページ)
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■日産では無資格者の検査が常態化していた!?今回の問題は国土交通省の抜き打ちの立ち入り検査によって発覚。さらに調査を進めていくにつれ、この不正がなんと数十年前から常態化していたことが分かりました。なぜこれほど長い間、問題が発覚せず不正が続いてしまったのでしょうか。
社内には法令違反の認識を持っていた人もいたようです。「いけないことだとはわかっていたけど、ずっとやってきたことだから問題だと思わなかった」と話す現場の検査員もいたとのこと。しかし、これだけ長い間問題とならなかったのは、やはり企業体質が原因ではないでしょうか。
10月19日に行われた記者会見で、日産の西川社長は「工場の課長と係長の間のコミュニケーションにギャップがあった」という「現場への責任転嫁」のような発言を行い、日産社内で反発があったようです。
当然ですが、西川社長や経営陣にも管理体制のずさんさや、コーポレートガバナンスの欠如で責任を問わなければなりません。問題の責任は日産全体にあるのです。
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■無資格検査問題が自動車販売台数にも影響ここで10月度の新車販売ランキングを見てみることにしましょう。日産が完成検査問題で2週間の出荷停止に追い込まれたため、販売台数が半減。リーフやノートなどで勢いついていただけに年末へ向けた繁忙期に深刻な影響出そうです。
結果的にトップ10から人気モデルの「ノート」が姿を消し、2,741台で前月比17.7%という激減、フルモデルチェンジして期待された「リーフ」も3,629台に留まりました。
昨年の三菱自動車による燃費偽装問題では、軽自動車の「デイズ」シリーズだけが生産停止による影響を受けましたが、今回は日産車が全体的に台数減となっており、比べ物にならないほどの影響といえるでしょう。
さらに、三菱自動車で生産され、不正問題とは関係のないデイズまでもが前月比39.3%と激減。