「ビットコイン」とは? 仮想通貨のメリットと注意点 (2/4ページ)
取引についても「ビットコイン」では、2009年から始まった全ての送金記録が書かれた元帳を見ることが可能です。ただし、見えるのは「どのアドレスからどのアドレスに幾ら送金されたか」ということだけで、個人を特定する情報は持っていません。アドレス自体はランダムに生成される文字列なので、誰が誰に送金したかということまではわかりません。
一方、銀行のシステムはセキュリティー上絶対に公開されません。口座間のお金のやりとりなども第三者が勝手に見ることはできません。「ビットコイン」とは違って、お金のやりとりのデータと個人情報が常にセットで扱われているからだといえるでしょう。
●「ビットコイン」を使うには?
「ビットコイン」を使うには専用のプログラムを入手・インストールして「ウォレット(財布)」を作成します。パソコンがなければ、スマートフォンでも構いません。この「ウォレット」は銀行口座や財布に相当し、ここに自分の「ビットコイン」が貯まっていきます。「ウォレット」は「ビットコインアドレス」という番号を持ちますが、持ち主に関する個人情報は記録されません。
●「ビットコイン」以外の仮想通貨
「ビットコイン」の利用者が増え、国によっては通貨としての価値を認めるような動きを見せるようになると、同じような仕組みを作る人たちが現れました。今では仮想通貨がたくさん出回っています。
しかし「ビットコイン」ほどの知名度や信頼性、通貨価値を持った仮想通貨はまだ出現していません。投資を扱う会社や個人の投資家が「新しい仮想通貨がある」と利用者を募るような活動をしていますが、信用できないものも少なからずあるようです。
●「ビットコイン」と一般的な電子マネーの違いは?
「ビットコイン」を説明する際に「電子マネーのようなもの」と言うことがありますが、厳密には異なります。
いわゆる電子マネーは、例えば日本なら所有している「円」を端末に入金してチャージしたり、電子マネーを購入してコードを入力して使いますが、結局は「円」の支払いを電子的に行えるようにしている仕組みです。