転職しても独立しても活躍できる人 その最大の特徴とは (1/3ページ)
「リーダーとはかくあるべき」という人物像を語る本や、リーダーに期待される振舞いをつづった本は多いが、「リーダーが理解しておくべきこと」について書かれた本は案外少ない。どうやら、これらは職場や仕事によって異なると考えられているようである。
しかし、会社や仕事内容にかかわらず、リーダーには使命を全うするためになくてはならない、普遍的な原理原則がある。それを理解することは、部下を活かし、チームを活性化し、パフォーマンスに直結する。
今回は、その原理原則を著書『ディズニー・USJで学んだ 現場を強くするリーダーの原理原則』(内外出版社)で明かしている今井千尋さんにお話をうかがった。
■人の行動を決めるのは「規則」ではなく「雰囲気」だ ――『ディズニー・USJで学んだ 現場を強くするリーダーの原理原則』について。かつて今井さんは、自分の指示が部下に行き届いていないことに苛立つことが多かったそうですが、それが変わったきっかけになったできごとがありましたら教えていただきたいです。今井:自分で言うのもなんですが、かなりの熱血漢でして、情熱だけでぶつかってしまうタイプだったんです。情熱と勢いさえあれば人はついてくると思っていたところがあって。
それでうまくいく時もあるのですが、熱量だけで突き進む人が苦手な人もいるじゃないですか。だから空回りしてうまくいかないことも少なくありませんでした。
転機になったのは、今勤めている「コミュニケーションエナジー株式会社」に入ったことだと思います。「人はルールではなく、場に影響される」というチーム作りの原理原則を、身をもって理解できるようになりました。こういうことは、以前に在籍していたディズニーやUSJで学んで、感覚的にはわかっていたのですが、より意識的に上記原理原則を研究し、分析し、独自理論として理解できたといいますか。
――「場」というのは?今井:雰囲気(空気感)とか環境です。