スパイ映画の世界ではないKGBの所業がここに、リトアニア・ヴィリニュスのKGB博物館 (1/4ページ)

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スパイ映画の世界ではないKGBの所業がここに、リトアニア・ヴィリニュスのKGB博物館

中世の面影を残す旧市街がまるごと世界遺産に登録されているリトアニアの首都、ヴィリニュス。

いまや世界各地から多くの旅行者が訪れる美しく穏やかな町ですが、ヴィリニュスにはリトアニアの辛く苦しい時代を象徴するようなスポットがあります。

それが、ヴィリニュスの新市街に位置する「KGB博物館」。

KGBとはそう、「泣く子も黙る」という旧ソ連の秘密警察(秘密謀報機関 NKVD、のちにKGB)のことです。

・大国に蹂躙され続けた小国・リトアニア

現在はEUの一員として多くの観光客を受け入れているリトアニアですが、リトアニアにとって20世紀はまさに暗黒の時代でした。

リトアニアが最初に独立したのは1920年のこと。バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)を支配していたロシア帝国の崩壊に乗じた独立でしたが、自由は長くは続きませんでした。1940年、バルト三国はソ連に占領され、多くの人々がシベリアに追放されました。

第二次世界大戦下の1941年、バルト三国はナチス・ドイツによる占領を受け、その後、1944年にはソ連による再占領を受けます。以来、1991年に独立の回復を果たすまで、ソ連の一部として苦難の時代を歩むのです。

・KGBの本部だったKGB博物館

新市街のゲディミノ大通りに面した大きな白い建物が、現在はKGB博物館として使われている建物。ソ連時代の1940年から1991年の約50年間にわたって、実際にKGBの本部が置かれていた建物です。

博物館の入口は大通り側ではなく、並木道になっている脇のほうにあるので見落とさないようにしてください。

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