大震災と空襲の被害も免れる。地域住民に愛される横浜のご当地神社「水天宮平沼神社」 (1/3ページ)

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大震災と空襲の被害も免れる。地域住民に愛される横浜のご当地神社「水天宮平沼神社」

平沼・高島・みなとみらいの氏神様は、地域に密着した「ご当地神社」

「杉山神社」のコラムでもご紹介しましたが、離れた土地に同じ名前の神社が複数あることがよくあります。福岡県久留米市に総本宮があり、全国に分社がある「水天宮」もその1つです。東京都中央区日本橋にある分社がよく知られている「水天宮」ですが、みなとみらいからほど近い横浜市内にある「水天宮平沼神社」も、地域に密着した神社として賑わいを見せています。

相鉄線の平沼橋駅を下車してすぐというアクセス良好なこの神社は、近隣の平沼・高島・みなとみらいなど、横浜市の中心地の氏神様とされています。オフィス街だけでなく、マンションの立ち並ぶ住宅地でもある地域住民たちは、お正月・七五三・厄払い・安産祈願などの節目節目にこの神社を訪れ、毎年9月の初めには夏祭りで盛り上がります。

いわば地域密着型の「ご当地神社」なのです。

「横浜の水天宮」にはちょっと変わった歴史が

水天宮平沼神社という神社名も少し変わっていますが、この神社は歴史も個性的です。時代は江戸時代の後期、天保10(1839)年に遡ります。横浜駅から1駅の平沼周辺は、当時はなんと塩田でした。

村人が塩田で仕事をしていると、入江に神様を祀る小さな家のような祠(ほこら)が流れつき、何度沖へ返そうとしても戻ってきてしまいました。

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