あの超黒素材ベンタブラックに匹敵するほど真っ黒な鳥「超黒鳥」の秘密が明らかに (2/5ページ)
(a)(b)は普通の黒の羽だが、(c)(d)(e)(f)(g)は超黒の羽をもつimage credit:Dakota McCoy
・光の吸収率はなんと99.95%、通常の黒い鳥の10~100倍
この光を捕捉するナノテクノロジーは、当たった光の99.95%を吸収する。その吸収率は、カラスやクロウタドリといった他の黒い鳥の10~100倍だ。
人間が作り出した最も黒い物質は「ベンタブラック」であるが、その吸収率99.965%にも匹敵する黒さである。ベンタブラックの場合、垂直のカーボンナノチューブの”森”を育てるために約400度が必要になるが、極楽鳥は同じような森を体温で生体物質のみを利用して育て上げる。
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ベンタブラックの吸収能力は凄まじく、そこにレーザーを当てても赤い点は見えない。それと似たようなことが極楽鳥の羽でできる。
下に挙げた2枚の画像は、いずれも金粉が振られた羽毛を写したものだ。
image credit:Dakota McCoy
左は鳥としては平均的な黒さのオオクロチメドリのもので、周囲と同じ金色をしている。一方、右は極楽鳥の仲間ウロコフウチョウの羽だ。
それは金粉に覆われている。それでも相変わらず黒い。金粉は微小な森の溝に落ちているのだが、その輝きは失われてしまっている。
・極楽鳥のみに限ったものなのだろうか?
こうした事実はまた別の疑問を提起する。