高畑敦子の現在は?復帰までの壮絶な戦いと息子の現状
紫綬褒章をはじめ、数々の演劇賞をほしいままにしてきた女優・高畑淳子(63)。日本のドラマ界、演劇界には欠かせない存在となった高畑淳子だが、不肖の息子・高畑裕太(24)が起こしたある事件により、世間の目は高畑淳子自身にも厳しくなってしまった。
現在は仕事に復帰し、ドラマにも出演しているものの、高畑淳子を見ると裕太の事件を思い出すという視聴者も少なくない。 高畑淳子が本当の意味で完全復帰する日は来るのだろうか。
衝撃の事件のその後…気になる息子の現在は?
2016年8月23日、テレビをはじめとするメディアがこぞって報道した、高畑裕太の強姦事件。
映画撮影のために群馬県前橋市のビジネスホテルに宿泊していた高畑裕太が、従業員の女性に性的暴行を加え、強姦致傷容疑で逮捕されたというものだった。 高畑裕太はNHK朝の連続ドラマ小説『まれ』に出演し、知名度を伸ばしたあと、さまざまな作品に出演。
母の高畑淳子とともにバラエティ番組に出ることも多く、無邪気なそのキャラクターで幅広い世代から人気を得ていた。 しかし、その衝撃の事件のあとはもちろんすべての仕事をキャンセル、降板。 事件はかろうじて被害者との示談が成立し、不起訴になったものの、現在も芸能活動は休止している。
そんな高畑裕太、事件後は「家に引きこもり」「仙人のように髪の毛やヒゲを伸ばしている」との報道もあり、芸能活動休止中ながらもなにかと話題を呼んでいるが、2018年1月に発売された週刊誌『フラッシュ』によると、高畑裕太は現在遺品整理などのバイトをしつつ、友人と山登りをしたりなどアクティブな生活を送っているという。
髪は肩くらいまで伸ばし、口や顎にはヒゲをたくわえているが、『フラッシュ』のカメラに向かって笑顔を浮かべていた。 突撃取材にも快く応えていたものの、芸能界復帰については「あまり話しちゃいけない」と回答。 仕事はあくまでバイトで定職にもつかず、芸能界復帰について否定しないことから、おそらくは時期未定ながらも俳優復帰を画策しているのだろう。
高畑淳子が会見で伝えたかったこと
そんな高畑裕太事件だが、実は事件自体以外にも話題になったことがあった。 それが、母である高畑淳子が行った涙ながらの謝罪会見だ。 この謝罪会見は事件から3日後行われ、30分の予定が64分にまで延長。
高畑淳子はスタンドマイクの前に立ち、すべての質問に応じ、ネット上でも賛否両論を呼んだ。 高畑淳子はこの会見で涙ながらに謝罪し、きわどい記者の質問にも真摯に答え、視聴者からは「母親としての責務を全うしていてすごい」などの声が寄せられた。
一方で、「子どもとはいえ成人した男性の謝罪会見を母親が開く必要があるのか」「泣き方が綺麗過ぎて演技に見える」などの批判の声も少なからず聞こえてきた。 しかし、この涙ながらの謝罪会見を行ったことで、大多数は高畑淳子に好感を持ち、さらに会見の中で「舞台をこれまで通り務めることが自分の贖罪だと思っております」と発言したことで、降板を求める声を遮断していた。 今でこそあの会見は「高畑淳子劇場のようだった」とも言われているが、高畑淳子は自ら謝罪会見を開くことで、その後の自分の芸能活動休止を避けたものと思われる。
高畑淳子の若い頃の経歴とは
現在も第一線で活動し続ける高畑淳子。 さすがにバラエティ番組への出演はなくなったが、息子の不祥事で活動自粛や仕事を干される可能性は少なからず存在したのにも関わらず、何事もなかったかのようにテレビに出演し続けている。 その理由は単純で、高畑淳子に女優としての実力があるからである。
高畑淳子はもともと大学で演劇を学んだあと、劇団青年座に所属し、舞台を中心に活動していた。 80年代後半からは東映特撮作品に多数出演し、その後ドラマ界にも進出。 一躍人気女優の仲間入りを果たした。順調そうにキャリアを積んできたようにも思えるが、舞台女優だった若い頃にはそれだけで食べていけるほど給料は良くなかったそうだ。 厳しい下積み時代があったからこそ、大御所女優としての地位を確固たるものにできたのだろう。
高畑淳子の旦那はどんな人だった?
女手一つで子育てをしてきたという印象も強い高畑淳子だが、実は二度の離婚歴がある。 一度目の結婚は1978年で高畑が24歳の頃。 高畑淳子と同じく「青年座」に所属する俳優だったものの、貧困を理由に1年半で離婚している。
二度目の結婚は1985年、31歳の時で31歳の頃。 できちゃった婚で娘である女優・高畑こと美(31)を出産している。その後、別居を経てふたりは離婚している。 また、俳優の大谷亮介(63)とは結婚を前提にした事実婚状態を送っており、その後入籍せず離別。 高畑裕太は大谷亮介の息子であることが事件直後に判明している。
復帰から現在の活動について
高畑裕太の逮捕騒動後、高畑淳子が出演し放送待ちだったバラエティ番組は放送こそされたものの、出演シーンは全カットされていた。 しかし、会見でも公言していた通り、その時公演を予定されていた主演舞台『雪まろげ』は全公演出演で千秋楽を迎え、息子の不祥事をまったく感じさせない気丈な演技に「さすが」の声も集まっていた。
その後、ドラマ『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)『黒皮の手帖』(テレビ朝日系)などに出演するなど変わらず女優業を続けている。重大な犯罪を起こしたとはいえ、不起訴となった高畑裕太の事件もいつかは風化するだろう。その頃、高畑淳子は今よりももっと大物の女優になっているかも知れない。
北川景子との関係性
そんな高畑淳子だが、実は女優の北川景子(31)と親戚関係にある。 あまり近いとはいえない親戚関係ではあるものの、北川の母親が高畑淳子とはとこ同士。
北川の祖母と高畑淳子の母がいとこで、北川の曾祖父と高畑淳子の祖父が兄弟なのだという。 つまり、北川と2016年に結婚したミュージシャンのDAIGO(39)とも、高畑淳子は親戚関係になったということになる。しかし、それは高畑裕太と北川も親戚であるということ。
ただの遠い親戚であるため、高畑裕太の事件が起こった際、北川とDAIGOには何の関係もなかったが、テレビなどでも親戚であることを明らかにしていたため、あまりいい気はしなかっただろう。
娘の女優業への影響は?
また、高畑淳子には高畑裕太の他にも高畑こと美という娘がいることでも知られている。もともと舞台を中心に活動しており、ドラマや映画にはあまり出演していない。
そのため、弟・高畑裕太の事件の影響はあまり高畑こと美には響いていないものの、事件後はツイッターやブログなどを約1年の間更新を自粛していた。現在は事件前と同じように、舞台を中心に精力的に活動している。
高畑淳子、ドラマ復帰の真相
少しずつドラマ出演を増やし、騒動以前と変わらない量の仕事をこなすようになってきた高畑淳子だが、実はドラマ出演の裏にはある思惑もあると言われている。 それが、ネットメディアが制作するドラマへの出演。
『Netflix』、『Amazonプライムビデオ』、『Hulu』などは既に放映されたドラマや映画の配信も行っているが、近年少しずつ増えてきたのがオリジナルドラマ制作。ネットメディアのドラマは通常の出演料のほかに、ダウンロード数に応じた報酬も上乗せされるといい、これから高畑裕太を抱えなければならない身としては願ったりかなったりだろう。
また、地上波のドラマのように不特定多数の人の目に触れることもないため、余分なバッシングを避けることも可能。 高畑淳子の新境地を見ることができる日もそう遠くはないのかも知れない。