一人暮らしに最適なカーペット・ラグ・マットの選び方! 素材やサイズはどうする? (4/6ページ)

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ラグやマットに使用されているので、身近な素材のひとつです。静電気が起きないことや、アレルギー物質が含まれないことで、デリケートな体質の方にも向いているといえます。さらっとした感触は真夏の暑いときでも、保温性があることを考えると冬でも使える素材と言えるので1年中使える素材でしょう。

・麻(リネン、ヘンプ)
天然繊維の中でも、機能に優れているといわれる麻は、吸水性のよいことや、速乾性、防カビ、静電気を抑える素材として注目されています。夏の素材と思われがちな麻ですが、温度調節機能、つまり、サーモスタット機能もあります。そのため、さらっとした感覚やざっくりした素材感はありますが、寒い冬にも快適に過ごせるカーペットのひとつです。

・絹(シルク)
スカーフやセーターなど、衣類の素材で知られる絹も、カーペットで使用されています。でも、一人暮らしで気軽に使うにはちょっと高級すぎるかもしれません。カーペットが世界で普及し始めたころ、ペルシャやトルコから伝わったのが、絹で仕上げられた絨毯でした。大きなサイズでは数百万~数千万するものもあるほどの高級品。一人暮らしのお部屋には向きませんが、小さなものならインテリアのアクセントとして飾ることもできるかもしれません。

・毛(ウール)
冬には暖かく、夏には涼しげに、さらに、色やデザインのバリエーションも幅が広いのは、ウールです。近年では、シックハウス症候群のもとになる物質を吸着する効果があることでも注目され、カーペットやラグの素材になっています。新品の使い始めは、遊び毛が出ることもありますが、使うほどになじんでくる素材です。

・ナイロン
強く、軽く、傷みにくいことでも知られていて、カーペットの素材で人気があるのは、ナイロンでしょう。防虫機能や耐摩擦性に改良されているものが多いので、畳の上に敷いたり、子ども部屋や廊下でも使用したり。しかし、ナイロンという化学繊維の特徴上のために、タバコの火にはとても弱く、すぐに焦げ跡が付きます。また、静電気も起きやすいので、ライフスタイルに合わせて購入前にチェックが必要です。

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