麻原彰晃「死刑執行」で安倍総理に「毒殺」の魔の手?(1)法務省が検討した「執行順」 (2/2ページ)
万事休すだ」
となれば、次なる関心は「13人いる確定死刑囚について、どの順番で死刑を執行していくか」に移っていく。事実、高橋被告の上告棄却以降、法務省内では早くも順番を巡る検討が開始されているが、この点についても、先の法相経験者の回答は次のように明快だ。
「法務省内では【1】トップの麻原を最初に、【2】13人全員を同時に、【3】最も早く死刑が確定した岡崎一明死刑囚(57)を最初に、の3案が主に検討された。しかし、【1】以外では世間も遺族も納得しないだろうし、死刑制度そのものの存在意義も問われることになる、ということで、【2】と【3】については直ちに却下されている。『麻原が最初』で決まりだよ」
全国紙社会部記者によれば、東京拘置所に拘禁されている麻原死刑囚は01年から日常的にオムツを着用し、08年からは家族や弁護士らとの面会も拒否しているという。だが昨年、麻原死刑囚の四女が推定相続人排除の申し立て(親子の縁を切る手続き)を行った際、拘置所側は「(麻原死刑囚に)精神的障害はない」と回答しており、運動や入浴、健康診断にも応じているということだった。