地球の磁極の反転が迫っている? 大規模な停電・電波障害が懸念される(米専門家) (1/4ページ)
地球の核によって生じる磁場は、強烈な太陽風から地球を守っている。それは宇宙にまで広まっており、オーロラから送電網までさまざまなものに影響を与えている。
地上の生命にとっても重要であるが、実は地球の磁場は過去200年の間におよそ15パーセントも弱まっている。前から言われていることだが、地球の磁極が反転する兆候であるかもしれないという。
米コロラド大学ボルダー校のダニエル・ベーカー博士によると、本当に反転が起きた場合、送電網が大打撃を受けて、一部地域は「住めなくなる」恐れがあると話している。
・地球に悪影響を与える磁極反転
磁極反転の結果、太陽から放たれる強烈な粒子、宇宙線、放射線で劣化したオゾン層を通過して届く紫外線といった目に見えない力が押し寄せ、生きとし生けるものが殺されてしまうかもしれないのだ。
地球の磁極が逆転。その時どうなる? : カラパイア
・最新のデータによると磁極反転は目前に迫っている
歴史を振り返れば、北極と南極の磁極はおよそ20万~30万年ごとに反転を繰り返してきた。しかし、前回反転したのは78万年前のことで、通常の周期はとっくに過ぎてしまっている。
欧州宇宙機関(ESA)の地磁気観測衛星SWARMが集めた最新データは、溶鉄・ニッケルが磁場の発生源の近くの核からエネルギーを漏洩させており、反転が目前に迫っている可能性を示唆する。
反転の具体的なメカニズムまでは定かではないが、専門家によると、特定の”落ち着きのない挙動”から磁場反転の準備が進んでいることを読み取れる。