モロッコの無形文化遺産、夜ごとお祭り騒ぎが繰り広げられるマラケシュ・フナ広場の一日 (1/5ページ)

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モロッコの無形文化遺産、夜ごとお祭り騒ぎが繰り広げられるマラケシュ・フナ広場の一日

モロッコを訪れる旅行者が必ず訪れるといっても過言ではない世界遺産の街、マラケシュ。モロッコの代名詞のように語られることも多いこの街を象徴する場所が、ジャマ・エル・フナ広場です。

メディナ(旧市街)の中心地であるジャマ・エル・フナ広場は、中世の頃からにぎやかだった場所で、かつては公開処刑場として使われていたといわれています。

1985年に世界遺産に登録されたマラケシュのメディナの一部であると同時に、2009年にはその独特の文化が評価され、無形文化遺産にも登録されました。

「ジャマ・エル・フナ」とは、アラビア語で「死者たちの集会場」の意味。この広場のすぐ近くにあるモスク、クトゥビアに対抗して「フェンナ(喜び)のモスク」を造ろうとしていた王がその建設途中に亡くなり、モスクも崩れてしまったことから、「フナ(終わり・週末)」と呼ばれるようになったのだとか。

ここで夜ごと繰り返されるお祭り騒ぎは、なにか見えないもののエネルギーに突き動かされているようで、「死者たちの集会場」という現実離れした名前がぴったりです。

「モロッコといえばマラケシュ、マラケシュといえばフナ広場」といわれる、ジャマ・エル・フナ広場の一日を追ってみましょう。

朝9時。まだ閑散としているフナ広場はそのただっ広さが目につきます。

そんな中でも元気に呼び込みをしているのがオレンジジュース屋台のお兄さんたち。

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