あの『怖い絵』もここにあり。英国の至宝、ナショナル・ギャラリーで見たい名画11選 (7/10ページ)

GOTRIP!

実験に夢中な旅の科学者が、オウムの入れられたガラス容器から空気を抜き取っており、オウムは弱った様子でガラスにもたれています。
弱っていくオウムがかわいそうで見ていられない様子の子供たち、真剣な眼差しで科学実験に興味津々な様子の男性たち、ここに描かれていたのは、ロウソクの灯りに浮かび上がる実験を題材にした人間ドラマだったのです。

9. 女性大水浴図(Bathers,Les Grandes Baigneuses)

ポール・セザンヌによる柔らかな色彩と流れるような構図が美しい作品です。

自然の中で沐浴する女性たちの姿をたびたび描いたセザンヌ。一糸まとわぬ女性たちが自然の景色の中に集う平和で美しい光景に強くひかれ、自身の作品の題材としてカンバスに幾度となくとらえたのかもしれません。

10. 睡蓮の池(The Water-Lily Pond)

日本でも人気の印象派の巨匠クロード・モネによる睡蓮。40代でフランス北部のジヴェルニーに移住し、亡くなるまでこの地で暮らしたモネは、自宅の庭に池のある庭園を造り、その風景をライフワークとして多くの作品に残しました。
睡蓮の池を描いた大小様々な一連の作品は、世界各国の美術館に所蔵され、世界中の人々から愛され続けています。

今作は、睡蓮の池にかかった日本風の太鼓橋が大胆にカンバスを横切っています。

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