今年のイースターは4月1日!王室御用達からアボカド形まで、本場イギリスのチョコレート・エッグ商戦がアツい (3/8ページ)
キリスト復活のシンボルであったイースター・チョコレート・エッグですが、実は現在のイギリスは、はなから宗教的意味合いなど無視したイースター商戦が展開される日本のことをとやかく言える立場ではなくなっています。
移民の増加で多宗教国家となっただけでなく、イギリス人自身の急速なキリスト教離れも手伝い、宗教的な色合いが濃い商品は売りづらくなっており、企業も売り上げを優先し、宗教色を排除した商品開発をするようになっています。
チョコレート・エッグのパッケージを見ても、「Easter」の文字すらないもの、あっても小さく表示されているものが目立ちます。
中にはイースター向けに開発されチョコレート・エッグ商品と並べられるも、もはやイースターからかけ離れた商品も置かれています。
近年のトレンドは巨大化と高級化。エッグ・ハントに使用するものは小さめ、プレゼントには大きく見栄えの良いチョコレート・エッグが好まれています。
ロンドンの一般的なスーパーで売られている様々なチョコレート・エッグをご紹介しましょう。