ビートたけし騒動について考えてみた:ロマン優光連載106 (3/4ページ)
何をやってもゲスは勘繰るものだけど、博士は基本的に不器用で悪印象を抱かれやすい人だ。今回も、Twitter上で今回のことに絡めて、吉田豪やタイタン社長・太田光代を揶揄するように見えるツイートをしたり、爆笑問題・太田光とナインティナイン・岡村隆史との間に起こした騒動について「今回の件に比べたらママゴト」と評したりしているわけだが、これらのことをわざわざ言う意味がわからない。師匠の大変な時に、それに絡めて他人への嫌みやいやがらせのように取られるようなことや言い訳めいたことを言うのは、「ちょっと人格的にどうか?」と疑われかねないわけで、普通に考えて得策ではない。「ただのギャグ」だと本人は言うかもしれないし、それは本当で何の悪意もないのかもしれない。ただ、それは心の中の出来事であって真実は本人しかわからないことであり、たとえ本人に取材して、そういう答えが返ってきても、そうは取ってくれない人も多いだろう。「師匠の大事な時に、それを利用して意趣返しをするとは、本当に師匠を大事に思っているかも疑わしい」と思われかねない。水道橋博士の師匠・ビートたけしに対する想いは疑う余地もない。それが揶揄されるようなことを自ら招いているのは悲しい話である。
軍団は芸人・ビートたけしを愛し、森社長は世界のキタノを愛していた。そこは動かない真実だとは思う。