カジノに設置されている水槽の温度計を利用して顧客データを盗み出したハッカーたち (1/2ページ)
最近では様々な電化製品がインターネットに接続され相互に制御することができるようになった。これは「モノのインターネット(IoT)」と呼ばれるものだ。
そして今、ハッカーたちは、「モノのインターネット」に照準を合わせた。彼らはどんなものでもインターネットにつながってさえいれば、それを利用しコンピューターの内側をのぞくことが可能なのだ。
最近の事例では、あるカジノで、ロビーにある水槽に設置された温度計がハッキングされ、大金を賭ける上客のリストが盗まれた。
この温度計もインターネットにつながっているIoTだったのだ。
モノのインターネット(IoT)は、家電から発電所まで多種多様な物をインターネットに接続して、データをやり取りする。
サイバーセキュリティー企業であるダークトレース社のニコル・イーガンCEOはロンドンで開催された「ウォール・ストリートジャーナルCEOカウンシル・カンファレンス」で次のように語った。
サーモスタットや冷凍庫、空調システムからアレクサ対応デバイスまで、モノのインターネットに対応したデバイスがたくさん登場しています。
それは攻撃を増加させますが、機器のほとんどは従来のような防御がなされていません。

・水槽の温度計から侵入し上客のリストを盗み出す
イーガン氏はトレース社が取り組んだある印象的なケースに触れた。