歴史偉人が遺した「“マル秘”健康」レシピ(1)伊達政宗「70歳天寿」を実現させた「仙台食材」 (1/2ページ)

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歴史偉人が遺した「“マル秘”健康」レシピ(1)伊達政宗「70歳天寿」を実現させた「仙台食材」

 古今東西、歴史をリードしてきた偉人たちはタフマンぞろい。激動の時代を生き抜き、長寿を可能にし、夜の営みにも貪欲だった。医食同源。健康は「食」が作り、支える。彼らの健康のもとをたどれば、現代でも十分に応用できる。たくましき彼らの食生活に学んでみよう。

「独眼竜」として名を馳せる、仙台藩祖・伊達政宗(1567~1636)がこの世を去ったのは70歳の時。当時としては相当な長寿だ。それを支えたのは、まさに「食」へのこだわりだった。

 政宗は“グルメ武将”として名高い。正月となれば、雑煮はアワビ、ナマコ、ニシン、ゴボウ、豆腐、黒豆、角餅と具だくさん。当然、おせち料理も豪華で、鯨や白鳥の肉など60種類以上の食材を使っている。

 政宗はみずからも厨房に立ち、ごちそうをふるまった。

〈馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理して、もてなす事である〉(「命期集」)

 “料理人政宗”はさまざまな食品をも考案している。お正月に欠かせない「伊達巻」はもちろん、豆をすった「ずんだ餅」、そして「仙台味噌」もそうだ。江戸時代から仙台味噌を作り続けている株式会社「佐々重」の担当者が由来を語る。

「仙台城築城の際、城内に『御塩噌蔵(おえんそぐら)』という900坪の味噌醸造所を設け、そこに中国の発酵の技術を持つ古木市兵衛を呼び入れ、良質の味噌造りを命じました。これが仙台味噌の始まりで、日本初の味噌工場でした」

 仙台味噌は、美しい赤褐色の光沢が特徴だ。味噌に限らず、政宗は豆を炊き込んだ「豆めし」をはじめ、豆腐や凍り豆腐など、豆類、大豆を好んで食した。豆類、特に大豆にはビタミンやミネラル、イソフラボンなどの機能性成分が多く含まれている。

 食文化を研究する、総合長寿食研究所所長の永山久夫氏が解説する。

「政宗が健康で長生きだった大きな理由は、まず味噌でしょう。

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