顧客に愛され500着のスーツを売った経営者のたった一つのシンプルな営業哲学とは? (4/5ページ)

新刊JP

――書籍のテーマでもある「正直」ということについてお聞きしたいのですが、どうしても正直になるのが怖い、思ってしまうことがあるんですが……

勝:そのストッパーが私にはないんですよ、まったく(笑)

――それがすごいですよね(笑)。スタッフの方や来店されるお客様で「正直になることを怖がっているな」と感じる方はいますか?

勝:自信がない方の場合は特に感じますね。過度な迎合をされている方とかを見ると「自信がないんだろうな」とわかってしまう部分はありますね。

――「正直になれない理由」はどこにあると思われますか?

勝:やっぱり「自信がない」「いいカッコしたい」「人の評価を気にしている」「それを覆せるだけの信念を持っていない」という四点だと思います。

自分がどんな思想で生きて、何を大事にしているかっていうのは、別に人が評価するものでも答えがあるものでもなくて。ただ、本当にそうやって生きているのかどうかって言われたときに、そうやって生きるのはなかなか難しいと。

人ってやっぱり判断の目で生きているので、評価を気にしますよね。好かれるか嫌われるか、損か得かということばっかりで頭で考えて話しているので。

――たとえば、「迎合する」とか「損得を考える」ということに対して正直になる、というのもひとつの生き方としてアリだと思いますか?

勝:それはアリだと思います。
私も弱い自分がいないわけではありません。ただ、何に正直になっているかって言うと、「やりたくないことをやらない」「思っていないことを言わない」というだけで、自分の心と発言と行動が一致していることが、正直に生きるということだと思うんですよね。

――「この人は正直ではないな」と感じるのはどんなときですか?

勝:たとえば、「ボランティアでやっているんです」って言いながら裏でフィーをもらっていたり、大義を語っているのにすごくお金を使って豪遊していたりする人とか…。

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