顧客に愛され500着のスーツを売った経営者のたった一つのシンプルな営業哲学とは? (5/5ページ)

新刊JP

遊んだらダメとかフィーをもらったらダメとかではなくて、裏表の問題だと思うんですよね。

オーダースーツ屋さんでもありますよ。時間短縮をして簡略化したオーダースーツがあったとしたら、「クイックで便利」と謳ったらいいと思うんですよ。なのに「世界で一着、あなただけのオンリーワンのスーツ」って言うんですよ。
それって違うでしょって思う。だったら、「安いけどオーダースーツの体験ができますよ」って言ったらいいのにって。

だから、私は「時間がかかります。納期もほとんど短縮できません」と言います。むしろ職人さんたちに納期を早めてくださいと言うことは、良い服をつくらないことなので言いたくないし、言えないです。

結局、それって自分たちがやっていることに自信がないからだと思います。
クイックなスーツ屋さんを非難する気持ちはまったくありません。オーダー経験したことがなくて3万円くらいで自分に合うスーツを着てみたいなって考えている多くの人を救っているわけですから、それはそれでいいよねって思うんです。
でも、それが言えない理由って、結局、自信がない以外に何もないんですよね。

(インタビュー後編に続く)

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