2歳前の記憶はどんなにリアルなものであっても偽の記憶。刷り込まれて作られたものであるとする研究結果(英研究) (4/5ページ)

・2歳前の記憶は本当の記憶ではなく、後で作られたもの
2歳前の記憶はおそらく本当の記憶ではなく、他人が自分について語った結果として保管された偽の記憶だ。
あなたの父親がある日、公園でベビーカーにあなたを乗せて散歩をしたときに、あなたの顔を犬が舐めたという話を何度かしてくれたとする。するとそれがあなた自身の記憶であるかのように”記憶”され始める。

最初に聞いたときは、まったく知らぬことだ。だが2回目は馴染みがあるように感じられるかもしれない。3度目となれば、なんとなく覚えているような気がしてくる。
このようにして、やがてそれは本当の記憶として感じられるようになるのだ。
・2歳前の記憶は家族の記憶が刷り込まれている
今回の調査における2歳前の記憶の半数がベビーカーに関するもので、他の3割が家族との関係に関するものだった。
つまり家族の話によって刷り込まれやすい内容である。一番最初の記憶が形成されるはずの年齢と一致した時期の記憶は、もっと様々な事柄であった。
こうした偽の記憶はそれでも本当の記憶のように大きな影響を与えているかもしれない。