2歳前の記憶はどんなにリアルなものであっても偽の記憶。刷り込まれて作られたものであるとする研究結果(英研究) (5/5ページ)

・偽の記憶でも良い記憶ならば人生の質を向上させる
それは私たちの人生に関する出来事で、それが偽の記憶であろうと重要性を奪い去ったりはしない。
研究チームは、偽の記憶が私たちを助けていることを発見した。
彼らは「例えば、大人になって、ポジティブで一貫した自身についての物語があることは、人生の質を向上させるかもしれない他者とポジティブな人間関係を築くためのポジティブな自己イメージを保持する手助けとなる」と論じている。
「偽の記憶は、人生の物語の一部であり、人生のある時期や生涯を決定付ける中心的な、そしてポジティブな役割を果たしているのかもしれない。」

つまりあなたが1歳のときに、公園でベビーカーに乗っている間、犬に顔を舐められたという記憶は、あなた自身について誰かから何度も聞かされた話を、自分の記憶として再構成したものだろう。
だがその植え付けられた記憶により、犬の愛おしむ気持ちが芽生えることだってあるのだ。
References:eurekalert / journals/ written by hiroching / edited by parumo