猫の寄生虫が人間の思考と行動を変える?失敗を恐れない起業家とトキソプラズマの関係(米研究) (2/5ページ)

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 研究者が探していたのは、ビジネスにおける恐れを知らぬリスク選好型の性格とトキソプラズマへの感染履歴とに関係があることを示唆するデータだ。そして、それは実際に発見された。

 トキソプラズマの感染に対して陽性だったほぼ1500人の学生たちは、ビジネスを専攻する可能性が1.4倍高かったのである。さらに「マネジメントや起業」に力を入れて取り組んでいる確率も1.7倍高かった。

 また調査対象となった197人のビジネスマンについては、トキソプラズマ感染に陽性だった場合、いずれかの時点で起業をしていた確率が1.8倍であった。

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 過去25年分の感染率に関する国レベルのデータベースもやはり興味深いパターンを示していた。感染の有無がその人物が起業をするかどうかの予測因子であり、また失敗への恐怖の低さを示すというパターンが一貫してみられたのだ。

 額面通り受け取るなら、トキソプラズマは脳に何らかの操作を行ない、普通なら懸念されるだろう費やされる時間や資金へのリスクを感じにくくしているようである。

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 2012年の研究からも、トキソプラズマが脳に影響を与え、ドーパミンの合成を促し、人を元気にしているという報告結果がある。
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