猫の寄生虫が人間の思考と行動を変える?失敗を恐れない起業家とトキソプラズマの関係(米研究) (4/5ページ)

・トキソプラズマ症に関する知識を
また、トキソプラズマ症に関する正しい知識を身につけることも必要だ。
猫がすべてトキソプラズマに寄生されているわけではない。また猫だけが保虫しているわけではない。豚肉・鹿肉・羊肉からも発見されることがある(十分に加熱すれば感染を防げる)
飼い猫が外出せず、かつ生肉を食べないのであれば、飼い猫から感染することはまずあり得ない。心配ならば、ゴム手袋などを着用して飼い猫のトイレを毎日清潔に保ち、手を良く洗いゴム手袋を消毒すれば良い。
空気感染、経皮感染はしない。猫の糞便に含まれる原虫(オーシスト)を経口摂取することで引き起こされる。また、糞便を触った手で目や鼻の粘膜に触れると引き起こされる場合がある。
ただし、どこで何を食べているのかわからない外飼い猫や、野良猫の場合は、トキソプラズマが潜んでいる可能性もあるので、妊婦や免疫機能が低下している人は近づかない方が良いだろう。

世界人口の3分の1がトキソプラズマに感染しているほどだが、免疫系が正常な人であれば初感染でもおよそ8割はほとんど症状がない。
残りの2割はリンパ節の腫れや発熱・筋肉痛・疲労感などが出るが、そのあと緩やかに(1ヶ月程度で)回復する。健常者が感染した場合は、免疫系の働きにより臨床症状は顕在化しない。
だがまれに急性症状が出る人がいる。また、免疫機能が低下している人や免疫不全者は重篤な症状が出る場合があるので要注意だ。
免疫系が正常でも妊娠中の女性は注意が必要となる。