マリリン・モンローも!?「宝石の怪談」背筋が凍る呪われた真実 (5/5ページ)

日刊大衆

傷口にアルコールがしみ込み、地獄の苦しみにもだえる側室の姿を、西太后は微笑みながら見物したという。

 実の息子である皇帝にも牙を剥いた。成長してやや反抗的になった皇帝が病気になると、治療を受けさせずに放置。衰弱して死ぬにまかせ、5歳の甥を新帝に据えた。

 さらに、夫の第一夫人を毒殺。気に食わない妃を、皇帝の目の前で井戸に投げ込んで殺したりもした。

 およそ半世紀にも及ぶ西太后の恐怖政治を見続けた真珠には、ドロドロとした怨念がギッシリと詰まっている。

■エジプト王の呪い「ツタンカーメンの指輪」

「王の墓を暴いて眠りを妨げる者は、不吉な死に襲われるであろう」 エジプトの王家の谷にあるツタンカーメン王の墓の石壁には、死神アヌビスの像とともに、そんな呪いの言葉が刻まれている。

 この言葉は単なる脅し文句ではなかった。現実に、墓の調査に関わった学者や関係者が、発掘から1年の間に相次いで変死しているのだ。その数、じつに22人。謎の熱病にかかり、「ファラオの呪いが…」とうわごとを言いながら死んでいった者も、ひとりや2人ではない。

 そして現代でも、ツタンカーメンの呪いは続いている。南アフリカに住む女性が、「ツタンカーメンの宝石を返還したい」とエジプト考古学会に申し出た。理由は、宝石のせいで家族を失ったからだという。

 女性によると、問題の宝石は親戚の男がカイロの賭場で考古学者と知り合い、賭け金の代わりに受け取ったもの。男はそれを南アに持ち帰って娘に渡した。

 その後、男は航海中に船が沈没、溺死した。娘は白血病になり、21歳の若さで世を去ったため、遺品として女性が譲り受けた。

 博物館に持ち込んで鑑定してみると、本物だという。女性は嬉しくなり、金の台座をつけて指輪にした。

 すると今度は、自分の娘が突然の事故死。指輪をくれた親戚の娘と同じ、21歳になった年だった。女性は得体の知れない恐ろしさを感じ、返還を決意したそうだ。

 何千年の月日が過ぎようと、呪いは決して消滅することはない。

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