「キャラメルサンデーが食べたい」 患者の最期の願いを叶えるため救急車でマクドナルドに立ち寄り、その夢を叶える救急隊員(オーストラリア) (1/4ページ)
この人生、いつか終わりの時が来る。その時に望むことは何だろう?
もう一度会いたい人がいるかもしれない。もう一度行きたい場所があるかもしれない。もう一度聴きたい音楽があるかもしれない。
あるいは、もう一度食べたいものがあるかもしれない。きっと誰でも、これまでの人生で愛してきたものの一つや二つはあるだろうから。
人生最期の時が近づいてきたロン・マッカートニーさんが最後に望んだのは、マクドナルドで販売されている(日本では販売終了)キャラメル・サンデーだった。
・最後にもう一度、キャラメル・サンデーを
オーストラリアのクイーンズランド州でのこと。72歳のロン・マッカートニーさんは、ガンによる最期の入院と緩和ケアを必要としており、妻のシャロンは救急車を呼んだ。
ロンさんの「最後の旅」に駆けつけた救急隊員は、ケイト・ハナフィーさんとハンナ・ホスウェルさんだった。
シャロンさんの言によると、それまでの数日間は、ロンさんをベッドから起こすだけでも大変な努力を要するようになっていたそうだ。
そして、ロンさんはもう二日以上、ほとんど何も食べていないことのことだったのである。
そこでケイトさんが、ロンさん夫婦に「もし食べられるとしたら、何が食べたい?」と聞いたのである。
夫婦は顔を見合わせて微笑み、迷うことなく「キャラメル・サンデー」と答えた。