これって妖怪の仕業?あなたの身近にいる珍しい妖怪あれこれ紹介! (3/7ページ)

Japaaan

「だから雨の日はあんなに歩きにくいのか!忙しいのに邪魔しやがって!」

……なんて、先を急ぐあなたはイラついてしまうかも知れませんが、そういう時は「可愛いワンちゃん達がいっぱい足元に懐いてくる」光景を想像すると、ストレスもかなり中和されると思います。

間違っても「蹴散らしてやる!」とか思わないこと。脛擦りの中には意地悪な「脛っ転がし」もいて、あなたの足元をすくって転ばせます。

幽谷響(やまびこ。別名:山彦、谺、呼子など)

鳥山石燕『画図百鬼夜行』より、山頂の幽谷響。安永五1776年

「ヤーッホー!……」

子供の頃、遠足で山に行くと必ず叫んでいた記憶があります。

現代では山の地形によって音が反響することくらい誰でも知っていますが、昔の人は山の向こう側に「幽谷響」がいて、同じ言葉を投げ返していたと信じました。

その姿は犬のようだったり猿のようだったり、あるいは子供のようだったりと様々で、その別名にもあるように、谺(こだま)=木霊つまり山に繁る木々の精霊だとも信じられました。

また、まったく同じ言葉をすぐに返せるのはこっちの心を先読みしているからだ、とも考えられ、覚(さとり)という相手の心が読める妖怪と同一視される事もあります。

自分の発した言葉は、そのまま自分に返って来る。

幽谷響は「相手に対する思いやりが、いつか自分のためになる」ことを教えてくれているのかも知れません。

九十九神(つくもがみ。
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