これって妖怪の仕業?あなたの身近にいる珍しい妖怪あれこれ紹介! (6/7ページ)
狐の嫁入りをストーリー仕立てで描いた江戸時代の作品「狐廼嫁以李」が面白い!
猫又(ねこまた。別名:猫股、猫叉など)
鳥山石燕『画図百鬼夜行』より「猫また」安永五1776年。尻尾が二本に裂けた猫は、二足歩行が出来る模様。
猫の平均寿命は15年前後と言われていますが、20年以上生きた猫は尻尾が裂けて二本(股=又)になるため、猫又と呼ばれます。
(※その後、伝承によって20年あるいは一定期間ごとに尾が裂けて九本まで増えたり、あるいはずっとそのままだったりします)
元々高い知能を持った猫は長く生きると妖術を身に着けると言われ、人を化かしたり、食い殺したりするような油断ならない存在となります。
(そのせいか、海の向こうのチャイナでも「猫鬼(マォグイ、びょうき)」などと恐れられてきました)
猫又にまつわる伝承は各地に残り、越中国の猫又山(現:富山県黒部市)や会津の猫魔ヶ岳(現:福島県耶麻郡磐梯町)など、その「爪痕」を数多く残しています。
よく「猫は自分の死期を覚ると、姿を消す」と言われますが、もしかしたら猫又にランクアップするためなのかも知れません。
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