「ディッキンソニア」は地球最古の動物だった!5億5,800万年前の化石でその正体が明らかに(オーストラリア研究) (3/5ページ)

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 「化石に残っていた脂質のおかげで、ディッキンソニアが最古の動物の化石であることを確認でき、古生物学が長年追い求めてきた謎が解決できた」

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image credit:AUSTRALIAN NATIONAL UNIVERSITY


・地球最古の生物は?

 地球に一番始めに現われた生命は微生物だ。最古の例は35億年前の岩までたどることがことができる。

 多くの複雑な体の構造をもつ動物の出現はそれから何十億年後まで待たなくてはならない。それは、エディアカラン紀時代の次に始まり、4億9000万年前まで続いた、カンブリア爆発のときで、この間に劇的な進化活動が爆発的に起こった。

 だが、最古の動物はなんだろう? 

 軟体動物の化石の証拠はめったに見つからないため、突きとめるのは至難の業だ。

 海綿はその単純な体制(動物の基本的形式)から、長い間、もっとも原始的な動物だと思われてきたが、6億3500万年前に存在していたことをにおわす証拠があるものの、最古の海綿の化石は、5億2000万年前のものしか残っていない。

 2017年に発表された研究によれば、クラゲが海綿よりも古い生き物かもしれないということだが、この結論は遺伝子分析によって引き出されたもので、実際の化石の証拠はない。
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